序
皆様こんにちわ。
人生を輝かせる”帝王の開運輝学”導き手の鴨岡志門です。
今回は『運命学』とはなにか?というお話をしていきたいと思います。
ひとえに『運命学』と言っても多種多様なものが存在しています。
ですが、まずは『運命学』というものに対して、そうかしこまらずに読んでいただきたい。
特に初心者の方からすれば、専門用語のオンパレードであり堅苦しく感じるかもしれませんが、何事も最初が肝心。
『”運命学”って占いの事でしょ?』という理解から始めていただいて良いと思ます。
では実際に、『運命学』と言うものについて掘り下げてみていきましょう。
『運命学』とは『運命を診る事』を『学問』にしたもの
『運命』という言葉を聞くと、あなたはどんなことを思い浮かべるでしょうか?
人によっては『運命の赤い糸』なんてロマンチックなことを想像したり。
『ベートーベンの”運命”という曲』をイメージする人がいたりすると思います。
ここでは、『運命を診る事』を『学問』にしたものを『運命学』と呼びます。
そしてこの『運命学』とは、大別すると5種類に分けることが出来ます。
- 命術:不変的な情報を元にその人の生まれ持った性格や才能、宿命と言ったものを診る事が得意な占い
- 卜(ぼく)術:その時、その瞬間の『偶然性』からどんなことが起きるか、を推し量る占い
- 相術:環境や特徴を使って運勢を読み取る占い
- 医術:身体を触って、薬で、言葉や氣などで病気を治す術
- 山(ざん)術:ヨガや太極拳など、心と身体を鍛える術
この5種類の事を運命学では『五術』と言います。
五術とは、『自分を理解して、自分に与えられた使命を全うする為の五種類の運命学の事』です。
では、この5種類とはそれぞれどういったものなのでしょうか?
解説をしていきます。
1.『命術』とは不変のものから命を紐解く術
『命術』とは、不変の(変えることが出来ない)もの、生年月日や時間という『自分の意思とは関係なく定められた必然的』な要素から『運命』や『宿命』を紐解いていくものです。
その人が備えている性質・性格や才能と言ったものを占うことが出来ます。
命術の代表的な占いを上げるとすると、
- 四柱推命
- 九星気学
- 算命学
- 西洋占星術
- マヤ歴
- 紫微斗数
- 六壬推命
- 数秘術
などが挙げられます。
この中の『四柱推命』という占いは、私が得意としている占いの一つになります。
四柱推命では、生まれた『年』,『月』,『日』,『時間』を柱とみなして、その中に閉じ込められた空間を診て、その人の宿命を読み解く占いです。
2.『卜(ぼく)術』とは偶然から吉凶を判断する術
『卜(ぼく)術』とは、道具を使って「今、この瞬間に偶然に出た結果(カードの絵柄やサイコロの目など)から、出来事や運命の行方、物事の吉凶を推理していくものです。
有名なもので言えば、西洋だと『タロットカード』や『ダイス』を使う占い、東洋だと『易』、六壬神課金口訣と言われる占いです。
カード占いは絵柄の意味を覚えたり、インスピレーションで占う事が出来るので、初心者でも入りやすい占いだと思います。
かく言うワタシは『ルノルマンカード』を用いた占いを得意としています。
また、『易』は東洋の帝王学と言われる占いで、的中率もさることながら、成功するための叡智であると言われています。
多岐にわたる洞察が必要になる為、上級者向きの占いになります。
ワタシも少しだけ易をかじっていますので、今後お話する機会もあると思います。
この卜術では、その人が備えている性質・性格や才能や宿命と言ったものよりも、
『今、この瞬間あの人はどう思っているのか』
『今自分はどんな判断を下せばいいのか』
『このあとどうなっていくのか。』
といった、『毎日刻々と移り変わる状況を占う』ことに適した占いです。
ちなみに卜術では『同じ質問を何度もする事』は禁忌とされています。
『易の書』の中ではこんなことが書かれています。
『初筮は告ぐ。再三すれば穢る。穢れば告げず。』
心にそぐわない結果が出ると、人と言うものは『もう一度占ってみよう』と思ってしまいます。
しかし『易』に問う時は『最後の決断』の為なのです。そのため『結果が気に入らないから』とやり直すのであれば、最初から『易』に頼るべきではないのです。
それ以降は決してしっかりとした答えを与えてはくれなくなります。
3.『相術』とは環境と特徴から状態を推し量る術
『相術』とは、『人間の生活に関わる環境と人間の身体的特徴を中心に診る』ものです。
環境を診て運勢を占うものとしては『家相』や『風水』、あとは『墓相』などがあります。
そして、人間の身体的特徴を診て占うものとしては、『手相』や『人相』、実は『姓名判断』などもそうです。
『手相』と言うものは本当にすごいもので、とあるお医者さんが手相と病気の相関関係というものをイギリスの学会で発表したという有名な話があります。
また、手相を見る事で、その人の内面や外面。後天的に培われてきた性質などを見る事もできます。
『命術』、『卜術』、『相術』の3つを併せ持った占いとして『九星気学風水』と言うものがあります。
これも私が得意な占いの一つです。こちらについても追々お話をしていこうと思います。
どの占いにも得意不得意があるように、種類によっても見る事の出来る側面が違ったりします。
だから本来は複数の占いを診て総合的に判断できるようになることが望ましいんですよ。
ただ、すべての占いを使って占うという事は、それだけ時間も労力も掛かるので、お客さんからいただくお金もその分高額になってしまいます。
そういった面からも、ほとんどの占い師さんは1つか2つの占いに絞って診る人が多いんだね。
脳科学的にもマルチタスクで物事を進めると効率が悪くなりますから。
4.『医術』とは病気への耐性・抵抗力をあげる術
『医術』とは、その名の通りお医者さんの事ですね。
お医者さんと言っても、現在の外科医や内科医などとは違って、レイキや漢方、鍼・灸マッサージなどです。
これら病気を治すことや、病気への耐性・抵抗力を上げていく術の事を言います。
5.『山(ざん)術』とは心と体を鍛える術
『山(ざん)術』とは、心と身体を鍛える術です。
太極拳・ヨガ・瞑想・呼吸法・精進料理・ストレッチなどが山術になります。
占いに分類される運命学は3つ
上記『五術』の中でも占いに分類されるのは
- 命術:不変的な情報を元にその人の生まれ持った性格や才能、宿命と言ったものを診る事が得意な占い
- 卜(ぼく)術:その時、その瞬間の『偶然性』からどんなことが起きるか、を推し量る占い
- 相術:環境や特徴を使って運勢を読み取る占い
の三種類になっています。
ただ、レイキは外から人体の氣の流れに干渉するものですし、太極拳・ヨガ・瞑想なども体内の氣の流れを正常に整えるためのものです。
九星気学もこの『氣』と言うものに焦点を当てた占いだったりしているので、大きく外れたものではないことが分かりますよね。
『運命学』で重要なことは、まず己を知る事
『運命学』の目的は、人生を幸せなものにしていくことです。
『幸せになるためにどうしたらいいのか?』
それを真に理解するためには、そもそも自分自身を深く理解する必要があります。
- 自分が得意なことは何なのか、苦手な事は何なのか。
- 長所や短所はどんなところなのか。
- 自分にとって、どんな行動をとることが最善手なのか
人それぞれ、宿命は違います。
つまり、幸せになる方法すらも、人によってまちまちなのです。
ですから、自分自身の性質や宿命を理解してなければ、幸せになる最短を突き進むこともできません。
その為に必要なものが、『運命学』という学問なのです。
自身の宿命や本質を知り、自身の人生の波(バイオリズム)を知り、今後の為の対策を先に打つ。
善い事はより善い方向へ、悪いことは、よりダメージを少なくする方向へ、
人生の主導権を自分が舵取り出来るようにする事。
それこそが、真の意味での『運命学』です。
今回の学び-まとめ-
運命学とは、自分自身の性質や宿命を理解し、より善い方向へ人生の主導権を自分が舵取り出来るようにする事です。
また『運命学』には『命術』、『卜(ぼく)術』、『相術』、『医術』、『山(ざん)術』という5つの術『五術』があります。
『命術』は、不変的な情報を元にその人の生まれ持った性格や才能、宿命と言ったものを診る事が得意な占い
『卜(ぼく)術』は、その時、その瞬間の『偶然性』からどんなことが起きるか、を推し量る占いです。
『相術』は、環境や特徴を使って運勢を読み取る占いになります。
『医術は、身体を触って、薬で、言葉や氣などで病気を治す術になります。
『山術』は、ヨガや太極拳など、心と身体を鍛える術になります。
本ブログ内では、この中の『占い』に当たる
- 命術:不変的な情報を元にその人の生まれ持った性格や才能、宿命と言ったものを診る事が得意な占い
- 卜(ぼく)術:その時、その瞬間の『偶然性』からどんなことが起きるか、を推し量る占い
- 相術:環境や特徴を使って運勢を読み取る占い
に焦点を当てて、古の帝王学、『占い』や、『あなたの人生を輝かせる開運法』、『時流を読み解く方法』などについて、お話をしていきたいと思います。
では、また次回!