皆様こんにちわ。
人生を輝かせる”帝王の開運輝学”導き手の鴨岡志門です。
今回は『命術』について、種類やメリットデメリット等を掘り下げていきたいと思います。
この記事を読めば、下記の事が分かります。
(いずれも個人の感想です。習得難易度なども、興味やモチベーションにより個人差があります。目安として捉えていただければと思います。)
この記事を読めばわかる事
- 命術とは何か?
- 命術の種類には何があるのか?
- どの占いが何に向いているか?
- どの占いを勉強するべきか?
- 習得の難易度はどれくらいか?
さて、貴方にはどの占いが向いているでしょうか?
『命術』とは、不変のものから命を紐解く術
という読者の為に、まずは『命術』について説明をさせていただきます。
『命術』は『運命学』の内の一つです。
『命術』とは、『不変のもの』から『その人の命を紐解くための術』になります。
ここで言う『不変のもの』とは
『生年月日』や『生まれた時間』という
『自分の意思とは関係なく定められた必然的な要素の事』
を言います。
- 『命術』とは『不変のもの』(“生年月日”や”生まれた時間”など、『自分の意思とは関係なく定められた必然的な要素』)を使ってその人の『運命』や『宿命』、『性質』などの命を紐解いていく術の事。
- 『生年月日』や『生まれた時間』を使った占いは全て『命術』に該当します。
『命術』の種類と内容
ひとえに『命術』と言っても様々な種類があります。
まずはざっくりと、『命術』の種類について見てみましょう。
『命術』の代表的な種類
- 四柱推命:『年』、『月』、『日』、『時』を柱に見立てて命を推し量る。性質や特性が分かるのはさることながら、人生全体の運勢やステージごとのテーマなどが分かる。
- 算命学:生まれた『年』、『月』、『日』を診てその人の持って生まれた性質や運命を算出する。様々な視点で鑑定が行える奥深さ故に使いこなすためには熟練度を必要とし、初学者には取っつき辛さがある。
- 九星気学:九星と干支、五行を組み合わせ、方位による吉凶を知るために使う。主に『年』、『月』の二つを診るので、初学者も学びやすい。
- 紫微斗数:『年』、『月』、『日』、『時』、『生まれた場所』が分かっている人の為の占い。的中率は高いが、『時』」がずれるだけで全く当たらなくなる諸刃の剣。
- 六壬推命:かの有名な”諸葛孔明”や”安倍晴明”も愛用していた占いの一つです。マイナーなため、独学での勉強は難しい場合がある。
- 西洋占星術:雑誌や朝のニュース番組なんかでも身近な星占いも占星術の一種。ホロスコープと言うチャートを作図し、運勢や性質などを見ていくもの。身近な占いでもある為、モチベーションも保ちやすく初学者にも優しめ。
- インド占星術:西洋占星術とは全く別物。ヨーガやアーユルヴェーダとリンクしている所も多いため、そういったことに興味のある人にはオススメ。
- 宿曜占星術:インド占星術をベースに日本独自に発展した占い。織田信長も宿曜占星術を戦に用いたとか。
- マヤ歴:『kin番号』と言うものを使って、資質や行動パターン潜在意識などを見るスタンダードな命術。協会などに所属して専用ツールなどを用いないと計算などに時間がかかる為、初学者には少し優しくない。
- 数秘術:『ピタゴラス式数秘』や『カバラ数秘術』等が有名。1-9の数字の意味を理解すれば大まかなことが理解できるため、初学者も取っつき易い占い。
四柱推命(しちゅうすいめい)
四柱推命とは、『占いの帝王』とも言われる中国で生まれた占いで、東洋二大占星術のひとつとしても有名な占い。
(もう一つは紫微斗数)
生まれた『年』、『月』、『日』、『時間』、を柱に見立てて、『年柱』、『月柱』、『日柱』、『時柱』と言い、“四”つの“柱”からその人の“命”を“推”し量る占いとして、“四柱推命”と呼ばれています。(流派によっては『生まれた場所』も使います。)
干支と呼ばれる『十干十二支』を利用して、その人の資質や特性、運勢やバイオリズム、人同士の相性など、その人の人生全体を診る事が出来ます。
学んでいる人が多いため、無料のツールなども多く存在し、初学者が学ぶにも優しい環境が多いのも特徴の一つです。
また、『鳥海流』と言われる流派は、後述の『算命学』をベースに取り入れられており、『年』、『月』、『日』だけで読み解くことが出来るなど、『生まれた時間を知らない』人が多い現代においても対応できるフットワークの軽さも特徴です。
わたくし、鴨岡志門が学んだ四柱推命もこの『鳥海流』の流派になります。
習得難易度 | |
---|---|
一口メモ | 『占いの帝王』とも言われる占術。
命術らしいスタンダードな占いで、性格・資質や特性が分かることはもちろんの事、運勢の変わり目や年代ごとのテーマなど、人生全体を見通すことが出来る。 学んでいる人が多いため命式を算出する無料のツールなども数多く出ているため、学びやすい環境も容易されている。 本気でやりたい方は、スクールで勉強するのがおススメ。 |
初心者おススメ度 |
四柱推命を本気で学びたい人は、鴨岡志門の師匠に学ぼう!
四柱推命を本気で学びたい人は、鴨岡志門の師匠に学ぼう!
算命学(さんめいがく)
算命学とは、『生まれた”年”、”月”、”日”を診てその人の持って生まれた性質や運命を算出する』中国発祥の学問です。
算命学は、体系としての完成度がかなり高く、熟練すると先祖から子孫5代まで占えると言われています。
ただし、奥深いが故に難解で取っつき辛く、占い初心者の方が初めて習う学問としては、難易度が高いように感じます。
最低でも1-2年以上継続して勉強を続けなければ、算命学本来の力を扱う事はできません。
ある程度、東洋占いの基礎を理解した上でステップアップとして勉強する占いになります。
習得難易度 | |
---|---|
一口メモ | 手軽に習得が出来る占いではないので、しっかりと腰を据えて学習をしましょう。 算命学を全て習得出来れば、あらゆる角度から複合的に占断が出来るようになります。 |
初心者おススメ度 |
九星気学(きゅうせいきがく)
九星気学は、生まれた『年』、『月』、『日』をそれぞれ九星
(一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木製、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星)
と干支、五行を組み合わせた占いです。
『今年は引っ越しをするならこの方位が良好です。』『旅行にはこの方位を使ってはいけません。』と言ったように、主に方位による吉凶を知るために使われることが多い占いです。
また、九星気学では、『年』と『月』が大きく運勢と関係していると捉え、生年によって定まる九星を『本命星』、生月によって定まる九星を『月命星』と言います。
九星はある一定の法則にしたがい毎年遁甲する(各方位をと巡回する)ことになっており、生年月日によって定まる九星と十二支との関係性から吉凶を占断します。
また、生まれ持った性質や運命、相性なども見る事ができます。
習得難易度 | |
---|---|
一口メモ | 趣味程度であれば、1日で全体の凶方位、自身の吉凶方位などを習得することができます。習得も容易なので、短期間である程度使いこなすことが出来るようになるため、初学者にオススメです。
運勢の好転までは年単位での期間が必要になる為、効果が出てくるまでじっくりと試すのが良い。 |
初心者おススメ度 |
紫微斗数(しびとすう)
紫微斗数は、中国で生まれた占いで、東洋二大占星術のひとつとしても有名な占い。
(もう一つは四柱推命)
特徴としては『年』、『月』、『日』、『時』、さらには『生まれた場所』を利用する占いです。
中国、台湾ではメジャーな占い。
的中率の高さもさることながら、吉凶の判断がしやすく、具体的な象意(事柄)など、細かい部分までハッキリと読み取れるためかなり有能です。
しかし、生まれた時間に加えて、生まれた場所も利用することなどから、日本の場合はご自身の出生時間を知らない人も多かったりするため中々使う事が出来ない占いです。
習得難易度 | |
---|---|
一口メモ | 的中率も高く具体的な象意(事柄)までハッキリと読み取れるため、覚えておいても損はない占い。
しかし『生まれた時間』+『生まれた場所』まで必要になる為、それを知らない人対しては使う事が出来ず、意外と活躍の場が少ないのが欠点。 |
初心者おススメ度 |
六壬推命(りくじんすいめい)
六壬推命とは、卜(ぼく)占の六壬神課(りくじんしんか)という占いを応用した占断方法です。
六壬神課は、かの有名な”諸葛孔明”や”安倍晴明”も愛用していた占いの一つです。
こちらも生まれた『年』、『月』、『日』、『時』を使い、生まれの干支を当てはめて吉凶の判断を行っていきます。
『六壬神課を深く研究するとあまりの的中率の高さから他の卜占の追従を許さないほどになる』と言われています。
前述の紫微斗数と似ておりますが、メジャー度で言えば、こちらの占いはマイナーな占いに入るかと思います。
これが出来ると占い師界隈では『おぉ!』と思われる事間違いなし(個人の感想です)。
周りと違う事をしたい人には面白い占いかもしれません。
習得難易度 | |
---|---|
一口メモ | 紫微斗数と同様に、的中率も高く具体的な象意(事柄)までハッキリと読み取れるため、覚えておいても損はない占い。
どちらかと言えばマイナーな為、占断の結果の読み解きに困った際など、助けてもらえる人が少ないのが欠点? 独学よりもスクールで学ぶほうが良い占い。 |
初心者おススメ度 |
西洋占星術(せいようせんせいじゅつ)
西洋占星術とは、ホロスコープと呼ばれる星読みの図を使ってその人の資質や才能を診たり、星の動きや流れから未来を見通す占いです。
コチラも細かく見ていくためには、『年』、『月』、『日』、『時』、『生まれた場所』を利用することで正確な占いを行うことが出来ます。
雑誌や、朝のニュース番組の最後に見かける一般的な星占い(星座占い)は、占星術の一種になります。(西洋占星術に当てはめると、太陽星座と言うものを診ています。)
上記の様に雑誌や朝のニュースでも見かける占いの為、初学者であっても取っつき易く興味やモチベーションも続きやすい所があります。
また、占星術という事でちょっとしたキラキラ感もありオシャレな雰囲気がありますよね。
習得難易度 | |
---|---|
一口メモ | 現代では、星座占いが身近にあるものなので、初学者が取っつき易い。
西洋占いはどれもオシャレな感じがある為モチベーションも続きやすい。 命術の中では初学者にもおススメの占い。 |
初心者おススメ度 |
インド占星術(いんどせんせいじゅつ)
インド占星術とは、名前の通りインド発祥の占星術。
内容は西洋占星術は大きく異なる為、西洋占星術で”牡羊座”の人がインド占星術では”おとめ座”となるなど、ホロスコープやチャートの作図方法も別物です。
インド占星術はヨーガやアーユルヴェーダなどとリンクしていたり、厄除けや運命改善に利用されたりと、活用方法は多岐にわたります。
次の項の宿曜占星術はインド占星術が元の占いになります。
習得難易度 | |
---|---|
一口メモ | 西洋占星術とは星座が変わるので、固定観念のある人は混乱することもあり、初学者は少しだけ取っつきにくいかもしれません。
無理にインド占星術をやらなくても良いと思いますが、ヨーガやアーユルヴェーダなどに興味のある人には、とても面白い占いだと思います。 |
初心者おススメ度 |
宿曜占星術(しゅくようせんせいじゅつ)
宿曜占星術とは、前項の”インド占星術”をベースにした『日本の占星術』。
(月の位置の計算に、実際の月の位置とは異なる旧暦を使用しているため、インド占星術を起源としながら、実際にはまったく別のものになっています。)
密教の一分野として日本へもたらされた宿曜経を弘法大師の空海が翻訳、密教徒が研究した占星術の一種。
生まれた『年』、『月』、『日』を用いて占いが出来、資質や相性、運勢などを見る事ができます。
織田信長もこの宿曜占星術を戦に用いたとか、徳川幕府はこれを禁じたとも活用したとも伝えられています。
習得難易度 | |
---|---|
一口メモ | 宿曜占星術は特に相性や運勢で効力を発揮する占いと言う感じがします。
人間関係での相性、日付とその人の相性、人間関係と日付の複合的な相性などを正確に見ることが出来るので、短期的な吉凶の判断などにも使いやすいという特徴がありそうです(個人の感想です)。 |
初心者おススメ度 |
マヤ歴(まやれき)
マヤ歴とは、『マヤ暦占い』、『マヤ暦占星術』、とも呼ばれ、今から4、5千年前に繁栄した古代マヤ文明の先住民、マヤ人によってつくられたものです。
最近私の界隈ではよく聞く占いの一つですが、”神聖暦:ツォルキン”と言うものを使います。
宇宙には20人の神様・紋章と、13の銀河の音の組み合わせにより、260の宇宙のエネルギーが毎日降り注いでいると考えます。
その1日1日を『KIN』と呼び、『KIN』を宇宙に刻印してきた”IDナンバー”とし、生まれた日の宇宙のエネルギーの影響がその人の生涯にわたって影響すると考え、
資質や行動パターン、潜在意識や特性、使命などを読み解く占いです。
自分の紋章を知ることにより、どのように行動をしていくかが分かります。
習得難易度 | |
---|---|
一口メモ | マヤ歴占いは、スタンダードな命術らしく、資質や特性を見るのが得意な占い。
独学での勉強も可能ですが、専用の鑑定ツールを用いたほうが良いため、結果的に初学者が勉強をするには少しだけ優しくないと思います。 専用の鑑定ツールはマヤ歴占いの協会に所属することで使用することができますが、スクールもそれなりの値段しますので興味本位での習得は難しく、覚悟が必要になりそうです。 |
初心者おススメ度 |
数秘術(すうひじゅつ)
数秘術とは、西洋占星術や易学等と並ぶ占術の一つで、『ピタゴラス式数秘』や『カバラ数秘術』等が有名。
占う対象の生年月日(西暦)や姓名などから、固有の計算式に基づいて運勢傾向や先天的な宿命を占う方法です。
簡易的なものであれば、数字の意味が分かれば比較的簡単に習得が出来るため、初学者にもおススメな占い。
コチラも命術らしいスタンダードな占いになります。
習得難易度 | |
---|---|
一口メモ | スタンダードな命術。
1から9までの数字の意味が理解出来れば、その人のおおよその性格などもわかり、専用のツールなどが無くても算出することが出来るため初学者にもおススメ。 |
初心者おススメ度 |
独学でも学びやすい占いランキング
続いて、初学者が独学で占いを学ぶならどれが良いのか?
独断と偏見でランキングにしてみました。
今回の学び-まとめ-
命術とは、『生まれた年月日時間や場所』など、不変的な要素を使って資質や特性と言った『運命』や『宿命』を紐解く術である。
また、命術の種類も多岐にわたる為、どの占いを勉強するかはしっかりと違いを理解してから学んでいくことが好ましい。
鴨岡志門的『独学で勉強しやすい占いベスト3』
- 数秘術:1-9の数字の意味を覚えて、あとは組み合わせなので学ぶことが少な目
- 九星気学:他ではあまりない方位学や、そのまま風水気学や五行の性質等も学ぶため、今後の占いの発展がしやすい
- 四柱推命:『占いの帝王』。東洋占いにおける幅広い基礎理論を体系だって学ぶことが出来る。他の占いにも発展がしやすい。
では、また次回!
四柱推命を本気で学びたい人は、鴨岡志門の師匠に学ぼう!